青色図書館

2004年1月から2008年8月まで、 青の好きな私が綴った日々のあれこれと写真たち

2006年07月

「此処彼処」

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川上弘美/日本経済新聞社/装丁・装画:吉富貴子/税込\1,365-

身の回りのことを短い文章にすっきりまとめて、こんなにも人を温かい場所へ運んでしまえる。そういう才能って素晴らしいと、私は常々思っている。
私は小説に比べて随筆やエッセイを手に取ることは極端に少ない。
本当に文章のうまい人、自分と波長が合っている人のものしか、全然楽しめないから。
作家によっては随筆しか読んでいない、なんて人もいたりして、かなり偏りがあるのだけれど。
女性で大好きなのは、白洲正子さん、幸田文さん、江國香織さん、銀色夏生さん・・・バラバラじゃないのって思います?

そんな訳で、川上弘美さんのエッセイは初めて。
でも、まずタイトルからぐらっと来ていて、これはもう私好み、私の心がほっとできるようなものに違いない!と勝手に決めつけ、去年出た時にすぐに購入し今まで温めていた。
温めがいがあったというか、その時の心が欲しているものが舞い降りてくると信じている私は(たとえそれが故意に温めていたものだとしても)、存分に読書時間を満喫した。

まず装丁がかわいらしく温かで素敵。
初出が日経の朝刊ということで、1月に始まり12月に終わるその運びもテンポが良くて楽しかった。
あとがきで川上さんも述べていたように、「具体的な場所の名を示す、ということは、つまり、私個人のことをはっきりと書くことなのだということを、この仕事によって教わった。」
そして私もこの言葉で感じ入った。
自分個人のことをはっきり書くことが、自分以外の人たちをあらゆる意味で幸福な場所に導くことが出来るということの素晴らしさを。
たとえ彼女が言うように彼女自身の想定範囲以外のことを読者が感じたとしても、その人にとって幸福な場所を想起させる装置となって働くことの素晴らしさ。
ちょっとオーバーかもしれないけれど、実際に読み手は自分にぴったりとくる書き手さんの身近な日常の文章で、温かな場所に連れて行ってもらえる。
そんなことに改めて感じ入り、そんな作家さんたちの存在に感謝する機会をもらえて。
もちろん川上さんの此処彼処にもふわり旅してきた次第です。

<この本の帯>
近所の川べりからマダガスカルの森まで。
いとおしく、懐かしい場所を、のびやかな筆致で辿る待望の連作エッセイ集。

積み木みかん

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ばーばのうちからやって来たみかん。
あんまり色が鮮やかできれいなので積んでみる。
子供がよくおもちゃで積んでいるので。
すごくきれいに並んでくれた。

混乱

ログイン方法の変更・・・
かなり苦戦してしまいました。
最初に登録アドレスを誤ってしまった自分が苦難のきっかけを作ってしまったんですが、何度トライしても初期設定画面に戻らなくなってしまって。
Cookieの削除をしてやっとこさマイページにたどり着けましたとさ。

マイプロフィールからドリコムへ、日記の廃止以来の混乱が襲いましたよ。
かなり頭に来てる方もいらっしゃいますが、ユーザーの方々の連携が運営者より勝っていることに呆れつつ感謝でした。
本当に考えさせられますね。。
困っている方々は、運営者ページのコメント欄へGO!
記事は参考になりませんので、真っ直ぐコメントにね。

「初恋さんぽ」

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前からアップしたかった、短歌作品を載せました。
初恋が題材。
2年ほど前に作ったものですが、良かったらのぞいてみてください。

深い青

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前の写真は、このカットの一こま。
初夏の青空はドラマがいっぱいです。
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