青色図書館

2004年1月から2008年8月まで、 青の好きな私が綴った日々のあれこれと写真たち

2007年07月

「江戸時代・夏の一日」

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NHK知るを楽しむ・歴史に好奇心 2006/8月テキスト
江戸時代・夏の一日
 (テキストは9月と合わせて650円で発売)

台風を迎えながら家の中で積読の本を眺めた私。
ほぼ一年前のテキストを手に取った。
この知るを楽しむテキストを愛読している私だが、既に一年近く積読してしまったのだ。
ちょうどタイムリーな内容じゃないか、と、ポジティブに考え読み始め、先ほど読み終わった。
このテーマは、全4回をそれぞれの専門家たちが執筆していて面白い。
4回とも趣を違え、読み物として非常に面白かった。
(例のごとく、テレビ放映は見ていない。申し訳ないけど…)

詳しい内容は上のリンクから楽しんでもらえば良いが、私が特に楽しかったのは江戸の町風景を活写してくれた、第2回の石川英輔氏の回。
「我慢する」から始まって、「外で涼む→水辺で涼む→団扇であおぐ→心理的に涼む→冷やさない→熱い飲み物を飲む」、と、順を追って市井の様子を窺い知ることができる。
もう彼の時代とは環境が恐ろしく変化してしまったとはいえ、そこに今の私たちが学ぶことも確かにある。
私がええっと思った一つに、夏の飲み物として人気のあったのは甘酒とある。
それも冷めないように、ご丁寧に加熱しながら売ってくれている。
私の中では甘酒イコール除夜の鐘を聞きながら神社で寒さしのぎに振舞われる一杯の冬の飲み物、だったのだが、確かに「栄養価が高くて、体力の衰えがちな真夏にふさわしい飲み物」と言われればなるほど~と思う。
江戸時代の夏のしのぎ方は、すべて理にかなっていて納得する。
無駄なエネルギー消費がない。

これは何も江戸時代に限ったことではない、というのは、この本を読むと分かる。
私たちの祖先たちは、その土地にあった自然との付き合い方を、衣食住において合理的に緻密に、エネルギーを使うことなく可能としてきたのだ。
3回と4回の京都の町家や古民家に見る、暑さの中で涼を取るという暮らし方。
私のようにエアコン在りきの職場で身体を冷やし、暖かさを求め外に出たり、帰宅して生姜湯で足湯をする生活とは、なんと無駄なエネルギー消費と労力を伴うものかと肩を落としてしまうのである。

エアコンで得てしまった快適な涼空間を捨てることはたやすくないが、原点である「我慢する」という行為も忘れたくはない。
変わってしまった環境の中、熱中症に陥るほど我慢しては危険だか、その人なりの自然な暑さとの付き合い方も考えていかねばと思う。
そのための、自然と向き合い工夫するための我慢だ。
この本を読みながら、昔、暑いさなかの部活中、木陰で一呼吸付いた時にさぁっと流れた一陣の涼風を、今さらながら懐かしく思った。

台風一過

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やっと日本列島を離れつつ、ありますね。
一足早く、ここ浜松では午前11時頃には日の光を見ました。
その後の湿気と熱の蒸し暑さといったら・・・

多かれ少なかれ、被害を受けた方も多いでしょう。
今年は台風の発生が少ない代わりに大型傾向、ラニーニャの影響で猛暑が襲うと前々から脅され続けていますが。
台風接近中の折は、よっぽどの理由がない方はおうちでやり過ごしましょうね。。
ちなみに、うちの両親は今日明日の伊豆旅行を昨日延期していました。
結果、新幹線も高速も止まっていたので大正解でした。

私は山に住んでおりますが、海の近くの会社に明日出勤するのが恐ろしいです。
金曜日には潮の臭いが立ち込めてたんですよね。
明日はもう少しすっきりとした空気になっていることを祈って。
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