青色図書館

2004年1月から2008年8月まで、 青の好きな私が綴った日々のあれこれと写真たち

*テキスト・教養・実用

チャロの英会話

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今月から1年間、NHKの語学講座、可愛らしく楽しく面白いカリキュラムの新番組がスタートしました。
テレビ、ラジオ、CD、ウェブ、そしてアニメまで!
フルにリンクした語学講座。
ひょんなことから飼い主とはぐれ、NYで迷子になってしまった日本の犬・チャロの成長ドラマを軸にした英語学習です。
(なぜNYで日本犬が迷子!? そこらへん、微妙に流されてます。。気になる!)
御覧のように、めっちゃ可愛いです、チャロ。

テレビは週1回20分、ラジオは月曜から土曜の毎日15分。
どちらも、どんな方にもなるべく対応しようと、ふんだんに再放送されます。
私、先ほどラジオ再放送を聞いたばかり。
ラジオ放送は、日曜日にその週の6レッスン分を通しで放送するという念の入れよう。
すごいです。
聴き逃したのとか、拾ったりもできそうですね。

ただね…、テレビはなかなか面白い印象が強いんですが、ラジオの方がどうにも…、単調!
(スミマセン!)
講師の方のちょっと単調なトークが、疲れ気味の脳内に眠気を呼び込む。。
イカンイカン、怠け者の自分を叱咤し、テキストに集中!

内容としては、テレビが初級編、ラジオが実力UP編のような感じでして、もっと身につけたい方はテキストとウェブをフル活用して1年間でチャロといっしょに英語力を身につけ成長していくというプログラム。
私はテキスト好きなので、予習復習を欠かさない方だったんですが、どうも最近さぼり気味でいけません。

1月から3月までは、「きょうから英会話」と「新3か月トピック英会話~ハワイでハッピーステイ」を見てました。
4月からはどうしようか迷っていたんですが、チャロにメロっとなって続行決定!
そもそも、海外ドラマを字幕で見ているため、もっと英語力を高めたい!という意欲が湧いたのがきっかけです。

とりあえず、無理しないで1年間続けられるよう、がんばるぞ~。


詳しい放送時間や放送内容は…
チャロ・オンライン

「江戸時代・夏の一日」

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NHK知るを楽しむ・歴史に好奇心 2006/8月テキスト
江戸時代・夏の一日
 (テキストは9月と合わせて650円で発売)

台風を迎えながら家の中で積読の本を眺めた私。
ほぼ一年前のテキストを手に取った。
この知るを楽しむテキストを愛読している私だが、既に一年近く積読してしまったのだ。
ちょうどタイムリーな内容じゃないか、と、ポジティブに考え読み始め、先ほど読み終わった。
このテーマは、全4回をそれぞれの専門家たちが執筆していて面白い。
4回とも趣を違え、読み物として非常に面白かった。
(例のごとく、テレビ放映は見ていない。申し訳ないけど…)

詳しい内容は上のリンクから楽しんでもらえば良いが、私が特に楽しかったのは江戸の町風景を活写してくれた、第2回の石川英輔氏の回。
「我慢する」から始まって、「外で涼む→水辺で涼む→団扇であおぐ→心理的に涼む→冷やさない→熱い飲み物を飲む」、と、順を追って市井の様子を窺い知ることができる。
もう彼の時代とは環境が恐ろしく変化してしまったとはいえ、そこに今の私たちが学ぶことも確かにある。
私がええっと思った一つに、夏の飲み物として人気のあったのは甘酒とある。
それも冷めないように、ご丁寧に加熱しながら売ってくれている。
私の中では甘酒イコール除夜の鐘を聞きながら神社で寒さしのぎに振舞われる一杯の冬の飲み物、だったのだが、確かに「栄養価が高くて、体力の衰えがちな真夏にふさわしい飲み物」と言われればなるほど~と思う。
江戸時代の夏のしのぎ方は、すべて理にかなっていて納得する。
無駄なエネルギー消費がない。

これは何も江戸時代に限ったことではない、というのは、この本を読むと分かる。
私たちの祖先たちは、その土地にあった自然との付き合い方を、衣食住において合理的に緻密に、エネルギーを使うことなく可能としてきたのだ。
3回と4回の京都の町家や古民家に見る、暑さの中で涼を取るという暮らし方。
私のようにエアコン在りきの職場で身体を冷やし、暖かさを求め外に出たり、帰宅して生姜湯で足湯をする生活とは、なんと無駄なエネルギー消費と労力を伴うものかと肩を落としてしまうのである。

エアコンで得てしまった快適な涼空間を捨てることはたやすくないが、原点である「我慢する」という行為も忘れたくはない。
変わってしまった環境の中、熱中症に陥るほど我慢しては危険だか、その人なりの自然な暑さとの付き合い方も考えていかねばと思う。
そのための、自然と向き合い工夫するための我慢だ。
この本を読みながら、昔、暑いさなかの部活中、木陰で一呼吸付いた時にさぁっと流れた一陣の涼風を、今さらながら懐かしく思った。

「日本」本、3冊

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書店で「日本の」ナントカってタイトルの本を最近よく目にする。
自国の文化を大事にしようっていう意識の高まりなのか。
どちらにしても、私は昔からこの手の本が大好きなので嬉しい。
古典や古典の中の暦に興味があったので、まとめて3冊ほど購入した。
いずれも違う著者、内容もそれぞれで面白かった。

「色の名前で読み解く日本史」 (中江克己著/\788-)

口絵にカラーで伝統色の色と名前が紹介されているので、ひとつの色の話を読むごとに巻頭をめくって楽しんでいる。
色を表す漢字の雰囲気がとても好きで、勝手な想像を今まで巡らしていることも多かった。
この本で、言葉の印象と異なる色にめぐり合うこともまた面白い。
実際の染めや植物的な知識も教えてくれるが、日本史を読み解くというコンセプトで、色名が生まれた当時の生活も垣間見える。
季節で4つの章を設け130色を紹介、ひとつの色をおよそ1ページ間隔で気軽に読み進められるのも良いところだと思う。

「旧暦で読み解く日本の習わし」 (大谷光男/\735-)

こちらは3冊の中で一番専門色が強いです。
寝る前にちょっと読もう、なんて開くと速攻眠くなる(私だけだよ)
旧暦、陰陽五行説、暦、方位…私のツボワードがぎっしりなのもこの本。
とにかく暦について細かい説明が尽くされている。
オススメな使い方としては、字引的にランダムに開くこと。
疑問に思った暦の名称を、知りたい時に開く感じ。
私は最初から最後まで、順番に読まねばすまない性質なので無理だけど、すらすらと読んでおいて読後にはそんな風に使いたい。
誰でも聞いたことのある暦から、まったく今の生活ではお目にかかれないものまで、中国の受け売りでなく日本の生活に根付いた暦という存在に浸ることが出来る。

「日本人のしきたり」 (飯倉晴武著/\700-)

私が買ったものには、江原さんのコメント帯が付いていた。
「守りぬきたい日本のこころ。こういう本があることに感謝します。」
私としても基本は同じ気持ちかな。
3冊の中で一番読み物色が強く、とても面白くずんずん読める。
知っているようで知らない古くからの習わしの起源、「そうなんだ~」と読みつつちょっと隣の人に「知ってた?」なんて語りかけたくなる感じ。
実際私は家族のものに読み聞かせたりして。
こういうことに興味が薄い人でも、何かのきっかけで手にすることがあったら興味深く読んでしまうような上手な筆の運びで、そういう意味で私は感謝したい。
しきたり、と言っては重い感じで嫌だが、日本の季節の中に生きる行事というものが私は大好きで、その土地に住むものが大切にしていって欲しいと思っているから。

この3冊、日本の風土、その中で生まれた、そして今現在私たちも生み続けているだろう豊かな感覚を、言葉や習わしの中に具現化してきた経緯を楽しめる。
すべて、青春出版社の新書です。

アロマの本

鼻のきき過ぎる私は苦手だったアロマの世界。
苦手だからこそ自分にあった処方や楽しみ方を発見できれば…と思い、最近いろいろ本を買ってみています。
最近買ってみて、「いいな~」と思った本。

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「アロマテラピー・バイブル」(塩屋紹子監修/成美堂出版/?1,365-(税込))

この価格でオールカラー、それもかなり基本のことから分かりやすく詳しく紹介しています。
Amazonのレビューを参考に買ってみたんですが、本当にすてきでした。
全8章で、基礎知識から精油の具体的な使い方、精油のプロフィール、マッサージ方法、悩み別処方箋、手作りコスメ、ハウスキーピング、検定取得希望の人へ、をすべて網羅しています。
挿画や構成、写真のセンスも良く、開いているだけでウキウキする感じ。
これって、こういう実用的な本には不可欠なことだと私は思いますがいかがでしょう?
良いことが書かれていても、まずとっつきにくいとやる気を失いますよね?
私も仕事で文章やマニュアルを作成する時、そんなことを意識しながら取り組むんですが。
この本はそんな読みやすい内容で、検定などで学ぶアロマテラピーの歴史や製造方法なども簡単にまとめられていて、精油の慎重な扱い方を心得つつも気軽に楽しんでいくまでのステップがきちんと踏まれているところが一番良いな、と思いました。
初心者から知識のある人まで、幅広く楽しめる1冊だと思います。

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「アロマセラピー・ケアガイド」(楢林佳津美著/JAAアロマコーディネーター協会編/ブラス出版/?1,890-(税込))

帯には、「治療家の資格を持ったアロマセラピストが教える実践的ケア」と書かれているように、こちらはカラー無し、様々な症状とそのケア方法、エピソードや臨床例など、プロならではのやや専門的な本。
各症状ごとに、?身体の状態について知っておくべきこと ?知っておきたい解剖・生理 ?ケアの方針 ?エピソード&臨床 の項目を設けて身体の構造やどうしてそのような症状が出るのかまで詳しく知ることが出来ます。
私は昨年、扁桃炎で入院したり、ひどい鼻風邪に長期間悩まされたりしたため、そういった炎症になる前の予防方法を知りたくて、とても参考になっています。
ひとつの症状にひとつの処方、という訳ではなく、いろんな処方やいろんな結果があるんだということも分かるし。

2冊とも、「これで病気を治すんだ」なんてことは言っていないことも肝心。
プロでない限り、一人で実践して楽しむことだというのも。
それでもきちんと扱いを知って、生活に取り込んで楽しんだり実用できるようになるために学びたいなぁと思います。

「白洲正子/柳田国男」

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「私のこだわり人物伝3・4月号 白洲正子/柳田国男」(NHK知るを楽しむテキスト)

白洲正子さんは、ここ十年くらい幾冊かを愛読していて尊敬する方。
柳田国男さんは、読みたくてもとっつき難く、知りたくて知らない人。
この二人のことを1冊で読むことの出来るのは大変興味深かったです。
そして、今回ほど語り手役の方に左右される読書も稀でした。
今までテキストとして愛読していたシリーズ。
今回は、「読み物」としてじっくり味わえたように感じます。

白洲さんの方は、私が大好きでムック本まで購入しているため特に新しい発見はなかったのですが、生前の彼女を知る細川元首相が語り手でした。
言ってしまうと失礼ですが、やはり相手が大きすぎて、さすがの細川さんも語るには役不足に感じてしまった・・・。
個人的な関わりは面白いのだけど、どこかしっくりこない。
正子さん本人が自伝を著して亡くなっているだけに、かもしれません。

柳田さんは、私が持っていた難解なイメージをいい意味で裏切らなかった。
語り手の詩人・吉増剛造さんの語りがもう素晴らしかった。
こっちはもうテキストでもなんでもなくて、柳田さんの深い心象風景一点に的を絞り、吉増さんの心の声とともに読み進めていく。
私は最初はどうにも馴染めなくて、こんなテキストがあっていいのか?と疑問に思うほどだったのだけど、ついには引き込まれてしまいました。
最後には自分の心の深い部分をじっと見つめるような感じに。
柳田さんの民俗学を知るのではなく、彼の本質を旅するような構成でした。
巻末の見開きたった2ページの岡谷公二さんの文章の方が、柳田さんの実質的な生き方をよほど簡潔に語っているのがまた面白かったです。

「語り手によってこんなにも趣を変える」
そんな楽しさを改めて思い知った今回の読書。
特に「人」を語る・読む、という場面は難しくも面白い。
心にひとつもらう、そんな体験をさせてもらいました。
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